Obsidianの標準の検索機能に関するメモ。検索 - Obsidian 日本語ヘルプ - Obsidian Publishより良く使うものを抜粋した。
ショートカットキー
Ctrl+Shift+Fまたは⌘+⇧+F
検索結果表示のオプション
検索窓の右にあるボタンを押すと検索結果表示のオプションを設定できる。検索結果が多い場合などは、折りたたんでノート名であたりをつけたりするのに便利。

検索結果の埋め込み
```query
embed OR search
```
などとするとノート内に検索結果を埋め込むことができる。この機能はObsidian PublishでもQuartzでもサポートされていない。
検索クエリ
| 検索条件 | 書きかた | 説明 |
|---|---|---|
| AND検索 | foo bar | fooとbarが含まれる |
| OR検索 | foo OR bar | fooまたはbarが含まれる |
| NOT検索 | foo -bar | fooを含むがbarを含まない |
| foo | ||
| スペースを含む文字列の検索 | ”foo bar” | foo barという文字列を探す |
| 特殊記号のエスケープ | \“ | \\に続けて書くと通常の文字して検索 |
| グループ化 | ((a OR b) (c OR d)) | 検索条件のグループ化 |
| 正規表現 | /f../ | //の中に正規表現を書く |
| ファイル名検索 | file:“.jpg” | ファイル名に.jpgを含むファイルを検索 |
| ファイルパス検索 | path:“journal/“ | ファイルパスにjournalを含むファイルを検索 |
| タグ検索 | tag:#mac | タグに#macを含むノートを検索 |
| 大文字小文字を無視 | ignore-case:(ABC) | 大文字小文字を区別せずにABCを検索 |
| 大文字小文字を区別 | match-case:(ABC) | 大文字小文字を区別してABCを検索 |
ユースケース
特定のディレクトリ配下を除外して検索
検索結果にノイズが含まれてしまうため、作業ログを置いているjournalというディレクトリは除外して検索したい。
obsidian quartz -path:journal
逆にフォルダを限定した場合はこうなる。
obsidian quartz path:notes
良く使う検索パターンを保存しておく
ObsidianではいわゆるURIスキームをサポートしている。
その中に検索のためのアクションも用意されており、良く使う検索パターンをノート中に書いておき再利用することができる。
[MOC検索](<obsidian://search?vault=myvault&query=MOC path:notes/>)上記の内容を任意のノートに書いておけば、クリックするだけで保管庫myvaultのnotesフォルダにあるノートでMOCを含むものを検索できる。